ミカンセーキ

切り株砲 PART2 (3cm MK103 auf sf.38(t) vol.11)

38(t)系列
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Grille改造3cmFLAK制作編 その11
切り株砲ことMK103 BAUMAFFE 車載タイプ、ようやく形になってきました。

3cm MK103の簡易砲架タイプについての考証記事(Baumaffe , Baumaffe part2)を元に、プラ板細工で形を再現していきます。
2枚目の画像
機銃をセットする揺架のパーツとシールドがどのように固定されていたかは、正直よくわからない。シールドの付根部分に2つのボルトらしき影が写真で確認できるのを手がかりに、揺架の端部に固定用のフランジが張り出していて、それにボルトで固定していると推測。シールドが2つあるのは、照準穴にスリットがあるタイプと無いタイプ。どちらを使うか迷っていたので、とりあえず両方制作しました。操作用の肩当てリングは、MG151ドリリンクの部品をUVレジンで型取り複製したものをベースにディテールアップ。軸には補強用の真鍮線を埋め込みました。細いパーツを芋付けにするとだいたい破損するのでその予防。

3枚目の画像
MK103の機銃背面の点検蓋との干渉を避けるため二、シールドと肩当てリングがヒンジで回転する機構があったと推測して、その機構を再現。模型もヒンジで可動..
は、しないのですが、とりあえず接着前に可動状態を再現して撮影。

         
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閉じたところ。ロック機構はそれらしく作ってみましたが、全くの想像です。ただ、チェーンが下がっているのが写真では確認できているので、なんらかのロックがそのあたりにあったはずです。シールドの前にあるパイプは操作用ハンドル。真鍮パイプで制作。揺架とのジョイント部のディテールはこれもデッチアップ。ボルトとか補強板とかこんな形が合理的かなとイメージしました。

MK103搭載グリレを後ろから写した写真がなくて苦労しましたが、入手したプラハ蜂起の本にチラリと後ろ姿が写ってる写真を発見。細部は判別できないものの、リングをつなぐ水平バーらしき影は見えるので、当たらずとも遠からず、というところか。

5枚目の画像
左側面。弾薬箱は、キットの3cm MK103-38の部品から流用。Baumaffeの写真のものとは微妙に違うものの、他に資料もないので、ひとまず先に進みます。新事実が判明した時に取り替えができるように、引っ掛けてあるだけにしてます。

6枚目の画像
右側面。グリレに搭載されているのは、照準のバルジがないタイプのようです。照準穴にスリットがあるかないかは、写真を眺めて迷った末に、スリットのないタイプだと判断。背面からの写真でスリット付きであればそのラインの影が見えるはずのところに無い、というのが判断の根拠。この写真で照準穴から下に伸びる線のようなものは、雨かオイルの垂れでは無いかと想像。

7枚目の画像
シールド側面からの実物の写真。照準穴の辺りに何か突出物があります。背面からの写真でも、その部分に何かの影が確認できます。照準スコープのような物がついていたのではと想像できるものの、他に判断を補強できる資料がなくとりあえず保留。

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で、問題の車載用ベース。この部分が写っている写真が見つからないため、全くの想像でデッチアップ。写真右の2つ耳が生えたようなプレートは、グリレ本来の15cm重歩兵砲用の砲架固定ベース。キットに入っているものは少し形状が間違っていると思われたので、資料を参考に自作。このパーツに固定できるような車載ベースを考えてみました。

ベースプレートには、グリレの砲架固定ベースのボルト穴位置に合わせて着脱用ボルト。改造してMK103を搭載するときに、やっぱり元の15cm重歩兵砲を再搭載、ということも可能性も想定して作ったんじゃ無いかというストーリーです。

このベースプレートにパイプを立ててMK103 Baumaffeを載せます。補強板は三角の板だと正規部品っぽく見えるので、フラットバーを使って、ありあわせの材料で作った雰囲気にしてみました。弾除けのシールドを前に追加。工場に転がってたヘッツァーのサイドスカートを流用したという設定で、ヘッツァーのサイドスカートにあるボルト穴を再現してあります。

9枚目の画像
車載用ベースをグリレ本体にセットしてみたところ。これも新資料が見つかっても修正できるように完全固定はしてません。戦闘室内部の状態は資料に乏しく、装備品など実際にどうなっていたかは不明。

10枚目の画像
搭載してみました。車体のOVM類を作れば工作はだいたい完成でしょうか。
来月末に締め切り迫る。急げ!!


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