ボルトを植える(3cm MK103 auf sf.38(t) vol.3)

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Grille改造FLAK、車体の製作編その2。

車体前面の上面装甲板はボルトで固定。メンテナンスで取り外せるようになってると思われます。
キットはリベットで表現されているのを削り落として、ボルトを植えるための穴を開けていきます。用意したのはMasterClubのレジンのボルト。0.8mmと0.7mmを使ってみます。このボルト、裏足がついていて軸径がそれぞれ0.6mm、0.5mm。ピンバイスで穴を開ければそこに差し込んで固定できるし、列も揃いやすくで便利。最初に下穴として0.4mmの穴をあけて、ブレを調整しながら一回り大きく開口。
一つおきに穴を開けて、次にその間の穴を中間狙って開けると、ピッチがまちまちになるのを防げます。

黙々と作業してると、時間が経つのを忘れますね、こういう作業って。

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ボルトを植える(3cm MK103 auf sf.38(t) vol.3)_d0360340_19200799.jpg前面と側面の装甲板は溶接で組み立てられているので伸ばしランナーを流し込み接着剤で溶かしながら溶接線を表現。
伸ばしランナーはイタレリのものが溶け具合とか使いやすいのですが、在庫が尽きたのでドラゴンのランナーを使用。
しかし色がグレーでどこに溶接を追加したかわかりにくくてブログ的には見栄えがしないのが難点。

前面装甲板と車体下面の傾斜装甲板の継ぎ目もおそらく溶接されてると思いますが、実際にどんな感じになっているのか調べてみて愕然...キットのようにツライチで繋がるのではなく、傾斜部が面落ちする形で納まってます。
→ 現存車両のディテール: Prime Portal >MarderIII-M

おまけにキットの前面装甲板はなんだか分厚すぎます。見た目80mmくらい、ティーガーとも真っ向勝負できそう....

意を決して下面の傾斜部をナイフで削り込み。細部の均しは前回紹介したWAVEのシートヤスリが活躍しました。ハサミで簡単に切れるので、加工部分のサイズにあわせることができます。しなりを利用して入隅部分もサンディング。

細かいパーツを接着する前にやっておけば簡単な作業だったけど、なんとかクリア。

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by hn-nh3 | 2017-05-27 19:46 | 38(t)系列 | Comments(0)