Nuts!

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こんなの作りました。
旧ソ連の装甲トラクターKPP-40の駆動輪をプラ板でスクラッチ....
ウソです。そんな車両はありません。

で、何を作ったかというと、わかる人はもう分かってると思いますが、模型の台座固定用のナットホルダー。
そういう名前があるのかはわかりませんが、模型の下面内部にナットを仕込んで、台座にネジで固定するためのものです。積層したプラ板ディスクの中にナットが入っていて、これを模型底面に接着します。
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いろいろな方の製作記を見てると、それぞれに工夫してナットを仕込んでますが、この作り方はme20さん(web: me20の戦車工場 )がSUMICONのBBSで紹介されてました。ディスク状に切ったプラ板の中央にナットを置いて周りをプラ角棒で放射状囲んでナットが空回りしないようにする構造。
これは強度も保てそうだし、何より合理的な形状が美しかったので、この方法で作ってみることにしました。

ナットの周りに配置するプラ棒は手持ちのストックにちょうどいいサイズがなかったのでWEVEの0.5mmプラ板を積層して製作。4枚重ねの6個を2セット、なんだかんだ時間かかってしまいました。中心がずれないようにネジをはめたまま接着剤をつけたら、ネジ穴のまわりに接着剤がはみ出してしまいました。中までしっかり接着できてる証拠ということでこれで良しとします。

模型に取り付ける準備として、底面にネジを通すための穴を開ける必要があります。
穴はなるべく小さくなるように3ミリのネジにしてますが、実物と無関係な穴があるとタミヤの昔のモーターライズのキットを思い出してしまったりして、穴を開けるのには少しためらいは残るところ。

しかし、ジオラマ作ったり台座に乗せて品評会に出したりしなくても、塗装後のウェザリングの際に作業用の台に固定しておくと模型をべたべた触らないくていいので、やっぱりこれは必要ですね。

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SUMICONで製作中のグリレ改造FLAKにもつけてみました。裏面のディテールを逃げて前後2箇所。1箇所だと模型がクルクルと空回りして落ち着かないし、回らないように強く閉めるとサスペンション壊れます。
ナットホルダーの固定は見えないところを選んで、接着剤はベタベタと。


by hn-nh3 | 2017-07-21 05:38 | 模型 | Comments(0)