オープントップ (3cm MK103 auf sf.38(t) vol.8)
2017年 08月 02日
とはいえ、盆前にはある程度の形にはしておきたいので、細部の工作もそこそこに、これまで作った部品、戦闘室の側壁を組んでいきます。オープントップの車両は、この辺りの作業が一番楽しいですね。
華奢なシルエットに細々とした部品類。重戦車にはない魅力があって、こんなのばっかり作ってる気が..
こういう車両の場合、工作と並行して塗装しながら組んでいくのが定石ですが、戦闘室側壁に成型時の歪みなのか嵌合の設計がうまくいってないのかで、ピタっとは決まらないところが多くて、無理やり接着しながら組む必要がありました。接着剤ベタベタ、隙間埋めのためには塗装は後に回した方がいいと判断しました。
塗装はちょっと面倒くさいことになりそう。
細部の工作あれこれ。スキーのストックのようなパーツは雨天時のシートを張るためのマスト。キットにはプラで用意はされてましたが、こういうのは作業中に絶対に折る自信があるので、真鍮棒で置き換えました。先端は少し直径が小さくなってるので、真鍮線をピンバイスに挟んで、簡易なドリルレースの要領で先端をヤスリで細く加工。ポンチで撃ち抜いたプラ板に穴を開けて先端に装着。
進んでる!
格好いい!
だいぶ形になりましたね。ディテールの密度も高く、この状態でもじっくり眺めて楽しみたい感じです。
「スキーのストック」の前側にあるダウジングの棒も幌骨ですか?
格好いい!
だいぶ形になりましたね。ディテールの密度も高く、この状態でもじっくり眺めて楽しみたい感じです。
「スキーのストック」の前側にあるダウジングの棒も幌骨ですか?
0
Commented
by
hn-nh3 at 2017-08-03 06:25
そろそろ形にまとめていかないと締め切り間に合わないですから、無理やり組んでみました。追加工作なんかしなければここまで3日もかからない工程なのでしょうが.. (笑)
>>「スキーのストック」の前側にあるダウジングの棒も幌骨..
ダウジング... 真下に地雷が埋まってるところにくるとスーと開く仕掛け、というのは嘘で、開閉式の幌骨です。
兄弟分のMarderlllでは左右がつながったルーフレールのような形になってますが、グリレは15cm重歩兵砲の最大仰角時の干渉を避けるため、中央から分かれて回転するような仕掛けになってます。
片側のパイプの中にかんぬき棒が入っていてライフルのボルトレバーのようなハンドルでロックできるようになっていると思われますが、はっきりわかる写真が見つからなくて、そこはひとまず保留。詳細がわかって時間に余裕があれば再現してみたいところなのですが。
>>「スキーのストック」の前側にあるダウジングの棒も幌骨..
ダウジング... 真下に地雷が埋まってるところにくるとスーと開く仕掛け、というのは嘘で、開閉式の幌骨です。
兄弟分のMarderlllでは左右がつながったルーフレールのような形になってますが、グリレは15cm重歩兵砲の最大仰角時の干渉を避けるため、中央から分かれて回転するような仕掛けになってます。
片側のパイプの中にかんぬき棒が入っていてライフルのボルトレバーのようなハンドルでロックできるようになっていると思われますが、はっきりわかる写真が見つからなくて、そこはひとまず保留。詳細がわかって時間に余裕があれば再現してみたいところなのですが。
Commented
by
かば◎
at 2017-08-03 09:27
x
Commented
by
hn-nh3 at 2017-08-04 07:55
>>そんな納得の理由が。
とは言ったものの、改めて見てみると砲身は最大仰角でもギリギリ干渉しなさそうな感じで、むしろ周辺で立位作業する砲兵が頭をぶつけない配慮なのか、砲架の交換作業のためなのか...
理由が後者であるなら、頻度は少ないのでバーの根本から取外せるようにしておけばいいはずなので、やはり砲撃作業時に頭をぶつけてクラクラしないようにするためでしょうか。
それなら、幌骨のバーの位置をもっと高くしておけば問題なさそうな気もしますが、できない理由があったのかもしれませんね。例えば、あまり高くするとプラハの市電のガード下の抜け道(そんなのあるのか不明..)を通れなくなるとか..
とは言ったものの、改めて見てみると砲身は最大仰角でもギリギリ干渉しなさそうな感じで、むしろ周辺で立位作業する砲兵が頭をぶつけない配慮なのか、砲架の交換作業のためなのか...
理由が後者であるなら、頻度は少ないのでバーの根本から取外せるようにしておけばいいはずなので、やはり砲撃作業時に頭をぶつけてクラクラしないようにするためでしょうか。
それなら、幌骨のバーの位置をもっと高くしておけば問題なさそうな気もしますが、できない理由があったのかもしれませんね。例えば、あまり高くするとプラハの市電のガード下の抜け道(そんなのあるのか不明..)を通れなくなるとか..
by hn-nh3
| 2017-08-02 18:41
| 38(t)系列
|
Comments(4)