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断片的思考のメモ


by hn-nh ( or hn )

T-60 (Plant no.264) vol.1

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2018 新春企画。T-60をいっぱい作ろう!

MiniartがT-60軽戦車のバリエーションを怒涛の勢いでリリース。さすがにコンプリートは諦めますが、生産工場や生産時期での仕様の微妙な違いを再現したバリエーションキットなぜか惹かれます。ぱっと見で違いがわからないくらいの違いが考証モデラーの心をくすぐります。

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MiniartのT-60は既に3台も買い込んでいることは昨年の買い物リストでカミングアウト。積みの山を減らすべく2台(第264工場製、第37工場製)の生産を進めます。
第264工場製は、SUMICONのニューキットコンにエントリーしたものの、年末に仕事が立て込んでいたこともあり、仮組み程度。年が明けてようやく始動。

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インテリア再現キットです。インストでは先にトーションバーやミッション、ドライバーズシートなど内装部品を殆ど接着してから車体側板を組むように指示がありましたが、車体に歪みが出るのを避けるため、先に箱組みしてからミッション類を組み込んでいきました。

が、そこに思わぬ落とし穴。ミッションと車体の隙間にブレーキディスクの部品を嵌め込むのに難儀。接着してあった車体側板を無理矢理広げてなんとかセーフ。作業性を考えて車体前面装甲板を接着してなかったので助かりました。してたらアウトでしたね。途中、何度か接着したい誘惑に駆られてたのですが、セータ☆さんの指摘する「リベット問題」もあって、どうしようか思案してたのが功を奏しました。毎度ながらの問題先送り癖も、そんなところで伏線回収。

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工場のストックヤードに積み上げられた車体(上が第37工場、下が第264工場用)
このシーン、やってみたかったんですね。Panzerwrecks本なんかで製作中のパンターやらティーガーⅡのドンガラが積み上げられてる風景。T-60ならお手頃サイズ。
この2つのバリエーションキットは車体にも違いがあります。車体側面の装甲板は中間部で2枚の鋼板を継いでますが、前期のリベット接合と後期の溶接タイプの違いが表現されてます。車体底板は両キット共通の部品が入ってますが、リベットがびっしりと打たれた前期型仕様。264工場の溶接タイプを再現するなら不要なリベットをそぎ落とす必要があるのですが、参考になる底面の写真が少なく、これも判断先送り。

d0360340_06350322.jpgT-60の内部はどんな色で塗装されてたのでしょうか。博物館の車両を見るとT-34などでは車体部が白、底板や底板に固定されている器具類はライトグレーで塗られているのを見かけます。伝統的にそうしたカラーリングなのか、保存修復の際に現用戦車のパターンで塗装されてしまったのかは不明。現存するT-60の内部写真を見ると、同様に底面はライトグレー。写真出典は、"T-60 Werk 37 Walkaround"

底面がライトグレーなのはソ連戦車の一般的なパターンに従ったものと推測しますが、MiniartのT-60のインストを見ると、底面も白で塗りつぶすような指示になってます。同じMiniartでもSU-122ではライトグレーの指示があるので、T-60は底面も白で塗られていたという解釈なのでしょうか。確認したいところですが資料不足。

もっとも、標準的な仕様が判明したところで、仮に第37工場工場では底板はグレーで塗っていたけど、生産の合理化を進めていた第264工場では車内は全部白で塗っていた、という可能性もなくはないので、結論が簡単に出るものではなさそうですが。



Commented by はい人28号 at 2018-01-15 18:49 x
hn-nh様私も同じwalk aroundを見てT60の内部を塗装しました。現在これを1941年末モスクワ前面の闘いでの車両したいので白よりも寒々しいグレー・ブルー系のフィルター塗装をしておりますが・・・
Commented by hn-nh3 at 2018-01-16 06:26
はい人28号さんの内部塗装の色調はなるほど上手い表現だなと思ってました。白が翳ったようなトーンに見えたり、ハッチからの光に浮かび上がるライトグレーの塗装色にも見えたりと、どちらにも解釈できるような雰囲気に惹かれました。

私も今週には内部塗装を始めたいと考えてましたが、作業は遅れ気味.... (^^ !)
by hn-nh3 | 2018-01-14 07:00 | T-60軽戦車 | Comments(2)