断片的思考のメモ


by hn-nh ( or hn )

7年目(Semovente da47/32)


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何を隠そう、デモデリ1号:Semovente da47/32。2011.12-
ずっと離れていた模型趣味が復活するきっかけとなったイタリアの小型自走砲。AMAZONでたまたま見つけて、とっくに模型作りをやめていたのにどうにも抑えきれなくなって買ってしまったのが7年前。

カッターだけは他にも使うことあったから残してあったけど、ニッパーも接着剤も塗料も資料も全て処分。模型を作る環境がきれいになくなっていたから、届いてしまったAMAZONの箱の中のキットを前に呆然としましたね。100円ショップでニッパー買って、パテ替わりにする瞬間接着剤をコンビニで買って、ヨドバシカメラでリモネンセメントという「身体にいい」接着剤買って、これを作ったら.. ふたたびこの気持ちに蓋をしようと思いつつ。

d0360340_13024370.jpgキットはイタレリ。 イタリア軍の軽戦車L6をベースに47mm対戦車砲を搭載したオープントップの車両。300台が作られて、チュニジア、シチリア、そしてイタリア降伏後のドイツ軍でも使用。
 
小型車両が好きで自走砲好み、イタリア車両が好きだったので、これ見たら、やっぱり作るしかないという気持ちになってしまいました。2011年の暮れの頃。

しかし、制作は大変でしたね。長いブランクあったし、モールドは繊細でも嵌合はいまひとつで歪みがでないように隙間を埋めたりしながらの作業。おまけにリモネンセメントが初期強度が低いなんて知らなかったから、パーツがくっつくまで手で押さて息を止めて、履帯なんか1コマ1コマ接着しながら組み立てましたよ。

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塗料は水性アクリル系のライフカラーを四谷仙波堂で購入。内部の塗装、タイヤのゴム、履帯や車載工具など鉄部を塗り分けて、さて.. マーキングとウェザリングはどうしよう? と手が止まったところで長考に入ってそのまま現在に至る。

とりあえずの基本塗装が終わった段階です。これをブログに載せるかどうかはちょっと迷ってましたね。組み立て途中だったらどう見ても未完成の姿で「経過報告」というスタイルをとることもできるけど、基本塗装完了という状態は一番始末が悪い。作品としての完成には程遠いけどプラモ的には完成ということもできる訳で..
だけど、恥を忍んで見せてしまいましょう。箱の奥にしまい込んでいても仕方がないし。Let It Be.. ありのままに、なすがままに。

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イタリア戦車の後ろ姿、いいですね。CV33 ..L6/40軽戦車系、..M13/40中戦車系..と基本的なパターンは不変。

戦闘室内にコードを加したり、車体後部のワイヤーを電線ほぐした銅線を捻って自作、ワイヤーを引っ掛けるフックをエッチングパーツの余りの真鍮板で自作したぐらいで後はほぼ素組み。また時期を見てウェザリングとか手を入れてみたいですね。

これ完成させたらもう一度やめようと思ってたけど、まだ未完成。結局7年もまたこの趣味続けてます。


追伸)
Let It Be.. 何気なく文中でこの言葉を使って、久しく聞いてないことを思い出した。
あらためて聞いてみるとやっぱりいいね。泣けてきた。
The Beatles:Let It Be (album ver.)



Commented by はい人28号 at 2018-06-06 19:18 x
hnnh3様も長い間の休止期間があったのですね。私の場合は1982年から2013年まで約30年のブランクがありました。その間いつか模型を作ることがあるだろうと、キット及び資料は集めていました。復活第1号はドラゴンからリニューアル版のⅢ号戦車E型が発売されたのを機会に改造製作したⅢ号指揮戦車E型です。
Commented by hn-nh3 at 2018-06-06 20:31
長き沈黙を破ったのがⅢ号指揮戦車E型とは、これまたコアなアイテムですね。はい人28号さん、こんばんは。
なんだろう、フレームアンテナ? 心が動いたきっかけが何なのか、その理由を想像したくなります。タミヤの8輪装甲車、イタレリの1号指揮戦車。指揮車両系はどこか模型少年の心をくすぐるものがありますよね。


Commented by かば◎ at 2018-06-06 21:43 x
hn-nhさんが唐突に「Let It Be」を持ち出すから……。つい私も通して聴いてしまいました。

実を言えば、「Let It Be」は数あるBeatlesのアルバムの中でも一番好きで……。演奏的には非常にグダグダ感があるのに、それがまたじんわり沁みてくるというか何というか。
「I dig a pygmy!」という最初の一声を聞いただけで、もう引き込まれてしまいます。

今は続けて(未発売盤/海賊盤の)「Sessions」を聴いてます。
Commented by hiranuma at 2018-06-06 22:15 x
復活しておよそ5年目です。
40年のブランクがあったので目新しいことばかり。
帰ってきたキッカケは「ろうがんず杯」賞金の30万円が目当てでした(笑)。作品はM4A3E8 http://www.japan-miniatures.com/viewtopic.php?id=1347 です。
在庫が部屋を占領しないように、計画的に製作していくのが目標です、、、。
Commented by me20 at 2018-06-06 22:20 x
出戻りカミングアウト大会になっていますね...。
でも皆さんきちんと完成されているからすごいですよ。

私のタイガーⅠは内部再現を試みて挫折、ラッカーパテでコーティングを試みて挫折、何とか塗ったら模型屋の店員(現在は友人でクラブの会長ですが)に酷評されて、ゴミになりました...。
Commented by hn-nh3 at 2018-06-07 06:16
>かば◎さん
文章の都合で端折りましたが、少し前に車のラジオからLet ItBeが流れてきたのがどうにも気になって、改めてアルバムを通して聴き直した次第。昔はさほど響かなかった音がなぜか今はすごく沁みる。受け止められるようになった自分がいるということなのでしょうか。

経験してきたことで物の見え方が変わるように、音の聞こえ方も変わってくるのでしょうね。他も聴き直してみます。
..Sessions 、これまたコアな方にいくのがらしいと言えばらしい。
Commented by hn-nh3 at 2018-06-07 06:31
>hiranumaさん
賞金に目が眩んで... というのが可笑しいですが、きっかけは理屈じゃないですしね、これに限らず。

M4A3E。40年ぶりのプラモがパチピタに進化している驚き!わかりますね。イタレリのキットにそれはなかったのですが、休止期間中にいちどタミヤのリニューアルシュビムワーゲンを買ったことがあるんです。目的はタミヤの組み立て説明図が「文字を読まなくても理解できる」という視覚伝達言語に対する興味..というか、早い話、プレゼン資料の作り方の参考になるかと買って、仮組してパーツが吸い付く感じに進化していることに驚いた記憶があります。その時は忙しくてそれっきりになってしまったのですが。
今は「もうこれ以上キットは買わない」と毎回心に誓ってますよ..w
Commented by hn-nh3 at 2018-06-07 06:47
>me20さん
赤いネクタイは持ってないけど、買ったニッパーの柄は私のも赤かった..と(笑)

ラッカーパテでコーティング。パターン刻むのはやっぱりマイナスドライバーかしら。高校生の頃にブルムベア相手にそれをやったのが模型人生最初で最後のコーティングですね。
「ラッカーパテと虎とドライバー」..なんだか小説か映画のタイトルみたい。
by hn-nh3 | 2018-06-06 14:09 | Semovente | Comments(8)