断片的思考のメモ


by hn-nh ( or hn )

秋のヘルシンキ

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なぜかヘルシンキ。出張でフィンランドに来ています。気温は13度。
美しい街は、どこに行っても写真を撮りたくなるような風景ばかり。しかし、このブログの趣旨からすれば当然のごとくパロラ戦車博物館のレポートをするべきなのでしょうが、今回は残念ながら行きません。ヘルシンキから300kmと、仕事の合間にちょっと寄り道する距離ではないことに気がつきました。フィンランドにいながらパロラに行かないなんて、ミリオタ失格ですが仕方ありません。

そんな訳で、ブログ巡回とかコメントとかコメント返しとか暫くおろそかになるので、その旨ご理解を。当然の如くプラモ作りもお休み。空港の保安検査場でポケットに隠したフリウルの履帯が金属探知機に反応して呼び止められるのもいやですしね。

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ヘルシンキ市内の早朝散歩。この季節、朝は遅く日の出は6時54分。まだくらい街にでてどこに向かうのかというと、ここ。

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街の中心部から徒歩で20分ほどの軍事博物館の中庭に停まっているのは、なんと3号突撃砲。

Sturmiと呼ばれるフィンランドの3号突撃砲は、車体側面に丸太を積んで「増加装甲」としたり戦闘室にコンクリートを持ったり、機銃シールドをDT搭載用に改造したりと、フィンランド軍独自の改造を施した仕様がなんとも模型映えします。

Googleマップの空中写真(キャプチャ画像の黄色く丸で囲んだ部分)。ここにいるのは車両番号 PS.530-30 この車両です。

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入口にゲートはないので、早朝でも自由に入れそうなことはストリートビューで確認済み。いざ中庭へ。リアル3号突撃砲はもう目の前。

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あれ? ...2台の黒い車がある辺りに停まっているはずの戦車がいません。


おかしいなと思って中庭をうろうろしたけど発見できず。乗用車に偽装している訳でもなさそうです。

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他にも、中庭にあったはずのT-26軽戦車や火砲類もきれいさっぱりいなくなってました。残念、みんなどこに行ってしまったのかしら。
がっかりです。誰もいない中庭のひんやりとした秋の空気の中で身体だけが冷えていきます。

もう、ここにはSturmiはいないようなのでこれからヘルシンキにいく人は気をつけてね。
何の役にも立たないとは思うけど、報告ついでにヘルシンキの街灯の写真をアップしておきます。

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Commented by hiranuma at 2018-09-20 07:45 x
空気の透明感がする綺麗な写真いいです。
忙しいと思いますが北欧の旅を楽しんでください。
3突残念ですね。
かわりに(笑)北欧は美人が多いと聞きましたので目の保養を。
Commented by かば◎ at 2018-09-20 22:46 x
フィンランドどっぷりの模型友である「かさぱのす」氏によれば、「ヘルシンキ市内の戦争博物館(Sotamuseo)は現在閉鎖され、スオメンリンナ島の博物館に一時機能移転している」のだそうです。

氏のサイト、「あんてーくし」にて、先月その手の情報が掲載されていました(というのを私も今頃気付いたわけですが)。

ttp://anteeksi.sunnyday.jp/
Commented by かば◎ at 2018-09-20 23:00 x
たぶん、渡船か何かを使うのでしょうが、スオメリンナの博物館も至近なので、この際、行ってみてはいかがでしょうか。しかし、フィンランドとは……うらやましい。

私は旅の途中、白夜のフィンランドに一泊だけしたことがあります(本当に「一泊」だけで、街を歩く暇さえなく、ホテルの中で酒を飲んだだけです)。
Commented by hn-nh3 at 2018-09-23 12:35
hiranumaさん フィンランドなかなかよいところです。
戦車に会えなくても十分に楽しめます(笑)
サウナ体験をしたり、街の風景、行き交う人々(もちろん北欧美人も含む)をぼんやりと眺めたり。

街灯や舗石の色調や組みかた、路肩の縁石や排水溝、マンホールなどなど、「何かの参考に」とついついそんなところに目が行ってしまうのは..(^^!)  
Commented by hn-nh3 at 2018-09-23 13:00
かば◎さん、「あんてーくし」の情報ありがとうございます。暫く更新がなかったので、うっかり見落としてましたよ。
Sotamuseoの閉鎖情報自体は事前に知っていたのですが、中庭の戦車はそのままになっていたらしく(ツイッター検索などで)今年の2月頃の目撃情報は得ていたので、まあまだいるんだろうなと甘い期待をしていたら見事に裏切られましたね。

スオメンリンナの要塞は、港からも見える世界遺産の島で観光船が頻繁にでているので、その気になればパロラ戦車博物館とは比べものにならないくらい簡単にいけるところですが、その「観光」をスケジュールに組み込むのは今回はちょっと無理でした。まあ、戦車を見るなら自費で行け、ということでしょうか。

この季節、すでに日が暮れるのは早くなっていて夜の8時くらいには暗くなってました。フィンランドはいいところで、季節を選んで白夜やオーロラなどを体験しにまた来たいと思いました。北欧はすごく遠いところのイメージがありましたが、北極圏経由だと、直航便で成田から10時間ぐらいで行けるんですね。球体の地球だと西欧諸国や東欧よりも地理的に全然近くて、ヘルシンキ空港は乗り継ぎのハブに使われている、ということを今回初めて知りました。
Commented by かば◎ at 2018-09-23 17:55 x
ちなみに私がその昔、ヘルシンキに行った(というか一泊だけした)のは8月で、まだまだ外は十分に明るいのに歩いている人がすっかりいなくなり(時計を見れば夜中なのでアタリマエ)、ホテルのバーで酒を飲んでいるうちにようやく暗くなったと思ったら、2時間くらいでもう明るくなってしまった、という感じだったように記憶しています。

対岸のタリンでは(とはいっても、レニングラード経由で列車でタリン入りしたのですが)、まるで雪が降っているかのようにトーポリの綿毛が舞っていました。

なるほど、北欧独特のそういう樹があるんだな、と、長年ボンヤリ思っていたのですが、何のことはない、ただのポプラのことなんだと割と最近知りました(そして北大構内あたりでもワンサカ綿毛が降ることも知りました)。
Commented by かば◎ at 2018-09-23 17:58 x
改めて調べてみたら、行ったのは7月末でした。
いい加減な記憶だなあ……。
Commented by hn-nh3 at 2018-09-25 12:43
タイトルは忘れましたが、アキカウリスマキの映画で対岸のタリンに行くシーンがあったことを、港に泊まっているフェリー客船を見て思い出していました。
船や電車で隣国に行くという国境感覚は自分たちにはないものですね。サンクトペテルブルグ、ではなく。レニングラード経由で..というのは旧ソ連時代の旅になるのでしょうか。
Commented by かば◎ at 2018-09-27 21:55 x
そうです。ギリギリ、レニングラードの時代(エストニアもソ連の時代)でした。
しかし、タリンの街では各所にエストニア国旗が翻り、旧市街の入り口には見上げるような巨石が転がされ(対・ソ連軍戦車バリケード)、タリン入りした一週間前には民兵組織の本部が爆破されるという、まさに「今歴史が動いてる!」という時期でした。

レニングラードから列車でタリンに入りましたが、まさにオットー・カリウスが奮戦した「ナルヴァの鉄道土手」の上を走ったのだということは、ずっと後になって知りました。
Commented by hn-nh3 at 2018-10-01 13:35
あの有名なナルヴァの鉄道土手だと言われていたとしても電車に乗っていたら土手は見えないから気づかず通り過ぎるかもしれませんね。当時の痕跡も残ってないでしょうし。

よもやと思って、GoogleMapの空中写真でその場所を探してみましたが、ソ連兵が土手に開けたトンネルとかきれいさっぱりなくなっていましたよ。

エストニアの再独立のするところに居合わせるとは、なんとも貴重な体験。「動いている」その先のまだわからない瞬間というのはなんともドキドキですね。
by hn-nh3 | 2018-09-20 05:40 | 日々 | Comments(10)