断片的思考のメモ


by hn-nh ( or hn )

瑣末なもの(ロレーヌシュレッパー 15cm自走砲 その3)

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11月。SUMICON参加作品、レーヌシュレッパー 15cm自走砲の制作も佳境。
締め切りまで残り1月を切って、工作もなんとか.. 完了、か。

操縦席周りのパーツなど、塗装してからでないと接着できないパーツを残してほぼパーツも揃って、ここ数日は細部の瑣末なディテールの追加作業。

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ヘッドライトはフランス式。キットに付属のエッチングでライトの基部を組み立てる。ついでに銅線でライトのコードを追加。真横から見ない限りは殆ど見えないので模型的にはあってもなくても大して変わらないのだけど、やっぱりこういうところはなんとなく大事な気がする。
当然のことながらホーンにも配線があるはずだけど、配線をどこで車体に引き込んでいるのかわからなかったこともあって、ここはとりあえず省略。

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車体側面のハッチ。ここの取手はロッドの根元の部分を潰して本体にリベット止めとなっているのを再現。0.3mmの真鍮線をペンチで潰してヤスリで整形、リベットを植えた。小さいのを選んだつもりだったけど、こうやって拡大してみるとちょっと大きすぎたか...

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車体後部の手すりは車体装甲板に溶接留め。真鍮線で作った手すりの根元にエポキシパテを練りつけて溶接の肉盛りを表現。真鍮線を植えただけのほうが模型的にはシャープに見えるけど、装甲板の溶接痕などとトーンをそろえて質感がチグハグにならないように。

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乗降用のタラップは付属のエッチングを利用。車体には突きつけ接着するだけで強度的に不安だったので、接着部をカッターでけがいて溝を掘って僅かではあるけど埋め込みにして固定。
実際は根元を補強するディテールがあるんじゃないかと当時の写真を観察するも、どうも実車も突きつけで溶接しただけの納まり。だから簡単に破損してしまうのか、鹵獲された車両ではタラップが取れてしまっているケースが多い。

テールランプはドイツ式のものがついている。ディテールがしっかりしているタスカのアクセサリーパーツを利用。ちょっと変化をつけて、4穴の車間確認灯ではなくフラップをあげて下部のブレーキランプが見えるようにしてみた。

ソミュールに残るMarder l ではテールランプが上下逆さま。ブレーキランプが上側にくるようについていて、これがロレーヌシュレッパー系の設置方法なのかどうなのか。でも記録写真で同じMarder lでもブレーキランプが下側にくる標準的なパターンは確認できるので、とりあえず標準的な仕様にしています。

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テールランプの取り付け基部がドラゴンのキットの不要パーツから流用。前照灯と同じく、テールランプにも配線を再現してみました。やっぱりランプを灯すには電源が必要だしね。模型が電気仕掛けでピカーっと光る訳ではないけど。

Commented by hiranuma at 2018-11-02 18:18 x
作っている時には小さく綺麗に見えるものが写真で拡大されると大振りで粗く見えることは良くありますね。
でも、比較するものが見えると正しい大きさだと思えたり。
私が作っているものはしょっちゅう作り直しをしていますけど、、
Commented by hn-nh3 at 2018-11-03 06:39
拡大画像は、簡易なヘッドルーペでは捉えられないカメラの視覚なのでしょうが、だからこそ気づくことも多いですね。

エッチング部材を曲げただけの足掛けステップは、実物では薄い鉄板を曲げただけの部材だから、踏面に体重がかかって微妙にたわんだ状態で変形してるんじゃないか...模型でもそれを表現するべきか。定規で引いたような直線であるのと、微かなたわみのあるゆるい直線とではリアル感に差がでるのでは? などなど。

まあ、拡大して最初に気づくのは「ぜんぜんだめじゃん!」と工作のノイズの多さに愕然とすることですね(笑)
今回の記事も最初に撮った写真は使い物にならず、パテ跡の乱れをスパチュラで均したり接着痕やヤスリ傷をクリーニングしてから再撮。それでもまだこの程度だからなー。
Commented by me20 at 2018-11-04 17:32 x
当然、まだ塗装前なので部分的に仮組みであることは承知の上ですが、BBSの画像を拝見して、レジンでこの繊細な足回りだと苦労されているんではないかな....という印象を受けました。
とは言えあと25日あるので余裕ですよね(←先にゴールした者特有の無意識な上から発言)。
Commented by hn-nh3 at 2018-11-04 22:23
>me20さん

エントリーしたときは先にゴールされるとは思ってませんでしたよ(笑) フルレジンキットとはいえ、パーツ精度もディテールもしっかりしてるから、アフターパーツを組み込む必要もモールドを一度全部そぎ落としてポリパテで形状修正して再度リベットを植える必要もなさそうだし...と甘く考えていたら、複雑怪奇な足回りで体力を消耗しましたね。可動部の軸打ちの精度が悪かったのか、どうにもうまく転輪が設置しません。むりやり押さえ込んであちこち接着剤で固めましたが...
おまけにフェンダーと上部転輪の隙間が狭くてフリウルの履帯を通すのも一苦労。実車のように履帯にワイヤーロープつけてフェンダーの隙間を引っ張ってなんとか通りました。

塗装はハードエッジの迷彩で再現してみようと思っていて、それがまた完成を遠ざけるような予感がしてすこしハラハラしてます。
by hn-nh3 | 2018-11-01 20:43 | ロレーヌシュレッパー系列 | Comments(4)