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断片的思考のメモ


by hn-nh ( or hn )

7月スタート

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いつの間にか7月。今年の半分が過ぎたことになるけど、何か完成したものあったかしら? まわりはどんどん動いてます。築地市場の跡地も解体がどんどん進められて、そこにあった記憶は巨大な空白に..  なくなるというのはこういうこと。

備忘録がてら始めたブログもとりあえず3年目。前に書いた「OVMは何色だったのか(後編)」はキラーコンテンツなのか、ブログ内のランキングはいつも上位。やっぱりOVMの塗装で悩む人は多いから当然の成り行きでそこに何の不思議はないのだけど、四谷駅前の謎の穴の話「四谷の穴」「四谷の穴(後編)」が最近、何故かランキング急浮上。四谷駅で降りる事もなくなってしまったので駅前の穴が今どうなっているのか知らないけど、何かが起きたのかしら? 気になる人はやっぱりいるんだね。


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去年の暮れの東京AFVの会の時にかば◎さんにもらった(押し付けられた) エレール1/72 コードロンシムーンの近況。
組み立ては最終段階。主翼を固定してキャノピーパーツも接着。このパーツは透明なガラス部分だけではなくキャノピー周囲のボディも含んだ成形になってしまっているので、継ぎ目を瞬間接着剤で埋めてサンディング。タミヤの瞬間接着剤「イージーサンディング」はクリアパーツが曇らないので重宝します。隙間を埋めるには瞬間接着材だけでは傷のリペアぐらいがやっとなので、ベビーパウダーを混ぜてどろどろのパテ状にして使用。

ピトー菅はWAVEのC-パイプを組み合わせたもの利用。プロペラのスピナーはパーツの形状がちょっとぽってりしすぎる感があったので削り込んでペーパーがけ。これで工作はほぼ完了。

こんなの2ヶ月ぐらいで完成だね、なんて考えてたけどもう半年。ようやく塗装に入れます。


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夏が来たことだし、そろそろ新しいアイテムもスタート。ワルシャワ放棄でポーランド国内軍(AK)が鹵獲使用したヘッツアーのChwat(フファット)号を作ります。作りかけのケーブルドラムも並べてバリケード仕立てにしたいなと。

興味はあれどそのままになってたアイテムですが、vol de nuitさんのサイトでワルシャワ放棄の時に使われた車両についてワイワイやったりしてワルシャワ熱がふたたび高まってきたこともあり、ここらで思い切ってスタート。(というか、少し前からちょこちょことは始めてました。)

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使うのはタミヤのヘッツアーですが中期型のモデルなので、Chwat号の初期型ヘッツアーに仕立て上げるには多少の改造の必要あり。初期型のキットはドラゴンやアカデミーから出てたりするんですが、それぞれに難ありなのでタミヤのをベースで行きます。初期型の防盾と砲身はDEFモデルのものを調達。

タミヤのキットは戦車砲の 装填部など車内造作がまるっと省略されているのですが、Chwat号は鹵獲時の火災で戦闘室天板が浮き上がってたりして隙間から砲尾部分がちらっと見えそうな予感。インテリアの完全再現ということは目指してないけど、覗いて何かあるかな程度には再現しておきたい。搭載砲は48口径の7.5cmPak39。手持ちのストックには流用できるちょうどいいものがなかったのでタミヤのラング用砲身追加パーツを購入、これで代用します。しかしラング用は70口径7.5cmPak42なので砲尾のガード部分の形状が48口径用とは少し違う。パーツを削り込んだり接着剤で溶かしたプラを盛ったりチマチマと修正。と言ってもハッチからはチラ見え程度なので改造はあくまでそれらしく。ほどほどに。


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もうひとつ新アイテムの準備。lll号着弾観測戦車を作ろうと作戦準備中。キットはドラゴンのno.6792。

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ドラゴンのlll号戦車のシリーズはどれも傑作揃いですが、そのバリエーションキットになります。通常の戦車型を砲兵隊の着弾観測用にカスタマイズした車両で砲塔にはカムフラージュで偽砲をつけるなどちょっと変わったシルエットが魅力。

特徴的な防盾や砲塔に増設された観測用のペリスコープといった着弾観測用車両ならではのパーツの他に、このキットでは旧式となったF型をベースに改装した車体を再現。操縦席前面には鉄板を切り抜いただけのような増加装甲。

足回りはH型以降で標準の40cm履帯を履かせるため旧型のドライブスプロケットにスペーサーをかませて幅を拡げた状態をしっかり再現してきてます。

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スペーサー付き旧型スプロケットはこのキットで初めて再現されたんじゃなかったかな。このためだけにでもこのキットを買う価値あり。lll号戦車H初期型(no.6641)でそれこそ必要なはずのこの「Wランナー」は入ってなかったみたいだし。

(最近ドラゴンから発表されたlll号突撃砲B型のキットにはスペーサー付き旧型スプロケットが同梱されてそうな予感)

lll号着弾観測戦車は1942~45年に使用されているので、写真のISU152の横で朽ちてる車両のように砲塔シュルツェンを装備している車両を見かけます。そんな仕様で再現したいのだけど、しかし残念ながらキットにシュルツェンパーツはなし。

ドラゴンのM/N型に出来のいいパーツがインジェクションで再現してあったりもするけど、そのためだけに買うのはもったいない。サードパーティのものでいいのはないかと探してみると、これが意外にない。Ⅳ号戦車用はいくつものメーカーから出ているのですが、lll号戦車用となると...
そしてようやく見つけたのがE.T.modelのエッチングパーツ。これを使ってみようと思う。

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Commented by セータ☆ at 2019-07-06 15:56 x
lll号着弾観測戦車は好きな車両で、私もキットをストックしてます。
再生車両なのでベース車体や仕様にバリエーションが有るのが魅力ですね。ツィメリットコーティング付きの車両もあるし。
ドラゴンキットの防盾は、中央のMGマウント部の凹がイマイチ(浅い?)ですかね。やたらギザギザしてますが、あれは溶接跡なんだろうか?

上に貼られたISU-152写真は私は初見(たぶん)です。フランジリブ付き履帯(237-35-14)を履いていてなかなかカッコ良いです。
Commented by hn-nh3 at 2019-07-06 17:45
あら、地獄耳のセータ☆さんにしては珍しい。。
ISU-152とlll号着弾観測戦車の2ショットの写真はここから採ってます。
http://waralbum.ru/277599/

この遺棄されたlll号着弾観測戦車を10時の方向から撮影した写真は割と見るものでドライブスプロケットにはH後期型以降の新型スプロケット(+ハブキャップなし)を装着していることが確認できますが、このサイドショットがあるのは今回サーチかけて私も初めて知りました。

このシーンを再現する気合いも力量もありませんが魅力的な風景です。ISU-152が自転車の車輪を積んでるのもそそられます。

>>ドラゴンキットの防盾は、中央のMGマウント部の凹がイマイチ(浅い?)ですかね。やたらギザギザしてますが、あれは溶接跡なんだろうか?

ギザギザはショットトラップ防止用のリブかしら。パーツ検分はこれからですが、確かにMGマウントのくぼみは実車のほうが深く見えますね。

スペーサー付きスプロケットも実車に比べてスペーサーが薄いようにも思えます。ドラゴンのキットは既存パーツとの差分で新規パーツを起こしているから、いずれもその影響があるのでしょうね。

lll号着弾観測戦車は模型的にはマイナーなアイテムですが、実戦では重宝されたのか、それなりに写真も残ってて細部の仕様違いを追跡する楽しみがあります。
現存写真はほぼチェックしたかなと思ってましたが、ツィメリットコーティングを施した車両もあったとは知りませんでした。
Commented by みやまえ at 2019-07-07 00:07 x
砲兵の観測班ていうのはわたくしも大好きで、
観測車って言うのはしびれるアイテムです!
我が帝国陸軍は観測車といえば、機械化されてたのは例外的で、普通は観測機剤と電話を積んだ大八車だったですが(ファインモールドとかでキット化したら買います!)、
ドイツ軍は豪華ですてきですね。
Commented by hn-nh3 at 2019-07-07 04:24
みやまえさん
旧式になったlll号戦車だけでなく、鹵獲したフランス戦車(オチキス、ロレーヌシュレッパー)も使って装甲観測車を開発してますね。パンターを使って同種の車両を計画したりと、前線でのニーズの高さが想像できます。
考えて見れば、戦車よりも前に出て砲撃の効果が上がってるか見てこないといけないわけですから。

>>我が帝国陸軍は観測車といえば、機械化されてたのは例外的で、普通は観測機剤と電話を積んだ大八車だった

荷車好きのモデラーとしては魅力的な「車両」ですが、そんな装備で弾がぴゅんぴゅん飛んでくる最前線に繰り出さした兵士の心情を思うと切ないですね〜
Commented by hn-nh3 at 2019-07-07 07:30
セータ☆さん
そういえば、MasterClubのIS2/ISU-152/-122用 フランジリブ付き履帯(237-35-14)は我が家にもあったのを思いだしました(^^;)
MsModelsに入荷してるのを見つけてポチった記憶あり。
もちろんこのシーンを再現しようと買い込んだものではないのですが、あとはISU-152のキットを調達すれば役者は揃います。。
Commented by かば◎ at 2019-07-07 15:49 x
III号観測戦車は私も結構気になっている車輛で、ドラゴンのこのキットではなく、初代キットのほうを買って……

http://kabanos.cocolog-nifty.com/photos/temp/20190707_153427.jpg

この段階まで作ってそれきりになっています。
長年戸棚に放置されていたので、ホコリまみれヤニまみれ。車体はドラゴンの初代III突B型ベース。

ドラゴンのIII号シリーズはその後まるっきりリニューアルされているし、この作りかけ自体は今見るとあちこちかなり荒っぽい工作をしていて「あちゃー」と思うところもあり、これの製作を再開するかどうかは、かなり怪しいところ。観測用ペリスコープの小ハッチも、どっか行っちゃってるかも……。
Commented by hn-nh3 at 2019-07-07 19:06
なんと!かば◎さんもIII号観測戦車を作ってますか。
地味に人気あるのかなー。

それは現在はオレンジ箱ででているものになるのでしょうか。
H型ベースだったかしら。
その時代のドラゴンのキットは今の目で見るとさすがにモールドなどちょっと厳しそうですね。ただ防盾のMGマウントの立体感は新キットよりよさそう。

ここからさらにつくり込むというより、その状態を活かしてこんなシーンに仕立てるのもいいかも(^^)
ブダペストのIII号観測戦車
http://waralbum.ru/244536/
Commented by セータ☆ at 2019-07-07 20:06 x
>>ただ防盾のMGマウントの立体感は新キットよりよさそう。

そうそう、そうなんですよ。寸法的な正確さはわかりませんが、防盾部は旧キットもなかなかイイ感じなのです。

ブダペストの車両(コーティング車両ですね)にも写っていますが、防盾と砲塔前面の間の左右に板状のパーツが見えます。これ、下側にもあるんですが、要するにIII号着弾観測戦車では防盾自体が固定式なのでその固定具(?)的なものだと思います。
ドラゴンの新バージョンはコレが再現されておらず、なので防盾が仰俯可動するんですよね…。かば◎さんの作例にも写ってますが、旧キットはちゃんと固定式になってます。

旧キット侮り難し!…というかむしろ、新キットもモノによってはご用心といった感じです。
Commented by hn-nh3 at 2019-07-08 03:35
>>要するにIII号着弾観測戦車では防盾自体が固定式

えー!? そしたら擬砲は動かないのー? 
って擬砲だから動く必要ないから固定、ということですね。だから機銃はボールマウントになってるのか。。。さっそくドラゴン得意のトラップ

スペーサー付きドライブスプロケットもどうやら寸法設定が怪しそうだし。。現存車のを見ると、外側の歯が大きく外側にオフセットしているのに対して、キットは外側と内側の歯がそれぞれ等しくオフセットしてる。。

ブダペストの車両はよくよく見ると、ツィメリットコーティングが防盾や車体側面に施されてますね。

あれから手持ちの資料をひっくり返してみたら、Panzerwrecks 5 にコーテイング車、ペコ本のPanzer III on the battlefield 2 にダミーのマズルブレーキ砲身つけてた車両の高精細な写真が掲載されてましたが、それもコーティング車でした。
by hn-nh3 | 2019-07-06 13:03 | 日々 | Comments(9)