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断片的思考のメモ


by hn-nh ( or hn )

ケーブルドラム改造

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突然にケーブルドラム続編。
1944年8月のワルシャワ蜂起の時、Chwat号(ポーランド国内軍鹵獲Hertzer)のバリケードに使われたケーブルドラムのロゴを再現した記事(KABELWERK OZAROW:8月のワルシャワ 続編)の続編。

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バリケードに使われてるケーブルドラムは3個。MIniArtの「木製ケーブルドラムセット」に入ってるうち大きいタイプが使えます。しかもちょうど3個。写真の左側の1つはMIniArtのキットと同様の中心穴が角座金で補強してあるタイプだけど、右側の2つは丸いディスクタイプ。プラ板をサークルカッターで切り出して中央に2mmの穴あけ、ディスクのエッジは少し丸みをつけてます。記録写真をあれこれみると、角座金のよりも厚みがある様子。キットの角座金についてたボルトを移植して、2つのドラムは丸いディスクタイプの座金に置き換え。

どうして今こんなことを始めたかというと、製作中のコードロン シムーンのマーキングを自作デカールで再現しようと、ひそかに企てているのですが、その実験として、まずは文字としては簡単な「KABELWERK OZAROW」のステンシル文字のデカールを作ってみようという次第。それでデカール貼るなら、ケーブルドラムは塗装しておかないと.... おっと、その前に座金を取り替えておかないと....とあわてて作業。

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デカールのデーターはこんな感じ。ドラム3個分のロゴと予備を1つ。ドラム外周の「KABELWERK OZAROW」の文字の他に「1208」の数字。これは座金の縁についているものを再現。バリケードの一番右のドラムについてた数字を読み取りました。何の数字かの意味がわからないので、全部のドラムが同じナンバーなのか、本当は一つ一つ違う数字なのかが判断できない。

作ろうと思ってるのいわゆる水張りデカールではなく、文字を転写するドライデカール。昔、アルファベットを転写してレタリングするのによく使ってた「インレタ」というタイプです。最近では、データーを送れば作ってくれるサービスがあって、小さいサイズなら2000~3000円程度で作れそうなのことがわかったので、実験してみようと。


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少し予告。コードロン シムーンのサンテグジュペリ搭乗機のマーキングを復元中。イラストレーターで似たようなフォントの文字を改造してそれっぽく。イラストレーターの文字はデーター的にはどんなサイズでもできるのだけど、問題はその小さな文字がドライデカールできれいに再現できるか、ということ。

果たしてどのサイズの文字まで再現できるのか、ちょっと実験が必要かと思うので、ケーブルドラムのデカールデーターの余白にちょっと小さな文字を配置してテストしてみようと思う。

# by hn-nh3 | 2019-01-12 15:04 | 構造物 | Comments(4)
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コードロン シムーン制作、その2。
サンテグジュペリは1935年12月、フランスのパリからベトナム、サイゴン間の飛行時間記録にチャレンジするも、機体トラブルでサハラ砂漠に不時着。その時に乗っていたコードロンシムーン C630。彼の搭乗機を再現してみます。激落時の写真はネットから。

キットはエレールの1:72スケール。機種としてはC635のようですが、Wikipediaをみると、C630との違いはエンジンと客席が変更になってるとのことなので、外見的には違いがなさそう。尾翼のマーキングをC.635ではなくC630とすれば問題はないか。主翼と機体に書かれている「F-ANRY」の文字とともにマーキングの再現は今後の課題。

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先ずは内部部品とキャノピーの制作から。計基盤、床板、操縦桿、座席、後部隔壁と内部パーツは至ってシンプル。1/72もいいね。当然に省略されているディテールもたくさんあるけど、どのみちキャノピーからぼんやり見えるだけなので、ここは適当に流して作ろうと思います。

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操縦桿は2本ついてますね。なんでだろう。飛行機には詳しくないので。。(汗)
実際のスケールではもっと細いと思うけど、あえて真鍮線で作り直す必要も感じなかったので、気持ち細く削っっただけ。シートは実物はスチールのフレームに皮のバンドが貼ってある構造になっていて、キットのパーツはそれらしく再現してあるけど、もっさりしていたので、フレームを少し細く削り込み。座面のクッションも少し丸みをもたせて自然な感じに。

現存機の内部写真はこのサイトを参照:Caudron C.630/635 Simoun [Avión Enlace/Entrenador]

問題はシートの配置と数。キットには4人分のシートのパーツと床面に脚部のモールドがあるけど、サンテックス搭乗機はどうなっていたんだろうか? 操縦席と副操縦席の2つは確定として、他にもシートはあったのか?
この時は一般業務ではない長距離飛行に調整していた訳だから、燃料消費を抑えるために無駄なものは積まないだろうし、不要なシートは取り払っていた可能性もある。使わないシートよりも積みたい機材もあっただろうし。

ここで立ち止まっていても仕方がないので、とりあえず他の作業を進めます。

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キャノピーは2つのクリアパーツをはり合わせる構成。クリア部品の接着って気を使います。接着材もあまりよく効かない。リキッドポリ使ってますが、少し力をかけるとパリッととれてしまったり。みんなどうしてるんだろう。

パーツではフロントガラスはゆるい曲面で成形されているのだけど、実機の写真を見るとフラットなガラス。周りの枠もフラット。エレールのキットはこの辺りの形状把握が少し間違ってます。

クリアパーツでもあるので大きく削り込んだりの修正は難しいでの、ガラス面だけ少しフラットな感じに修正。サンドペーパーで削ってなんとなくフラットに....見えるかなという程度に。

些細なところだから、本当はスルーしようと思ってたのだけど、パーツのはり合わせして枠周りの継ぎ目を消す作業をしたときにうっかりガラス面を傷つけてしまっていたこともあるので、思い切ってガラス面をやすりがけしました。

#600、#800、#1000、#4000 と少しづつ目の細かいサンドペーパーに替えながらガラス部分を磨いて、仕上げはコンパウンドで磨き出し。

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と、思って道具箱を探してみたらコンパウンドが見つからない。そういえば最近使ってなかったな。戦車模型ではあまり出番がなかったから。昔はIPodの裏面のステンレスを磨くのによく使ってたけど。

しかたなく模型店に行って買ってきました。最近はコンパウンドにも種類があるんですね。赤いキャップが粗目、青いキャップは細め。これが昔からあったやつかしら。そして白いキャップは仕上げ目。クリアパーツでもあるので、赤、青、白とだんだん細かい粒子に変えて磨き出し。

ピカピカになったけど、映り込みがぐにゃりと歪んでます。フラットにするのは難し。

# by hn-nh3 | 2019-01-09 14:15 | ヒコーキ | Comments(16)

2.0.1.9. 平年

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みなさん、お元気ですか? 平成最後の年始のご挨拶。略して平年。オリンピックは来年だし、閏年でもないから、まあ、平年といえば平年。あ、元号は変わりますね。前の時は変わり目の季節にTVのCMから「... お元気ですか?」という声が消えたりといろいろありましたが、今度はどんなことが起こりますやら。とりあえずこの正月は映画館に行って話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」見てきましたよ。やっぱり映画館の大音響、大スクリーンで体験するに限ります。スクリーンのこちらでも思わず足踏みしてしまうぐらいのライブの臨場感を「共有」するのが、この映画の楽しみ方....たぶん。共感と共有の時代なんでしょう、今は。 フレディ・マーキュリー/クイーンというと、映画のクライマックスを飾る「ライブエイド」をリアルタイムで知ってるくらいで、熱心に聴いてた訳ではないけど、120%楽しめました。
思い出します、その頃のこと。音は記憶。


d0360340_16133687.jpgさて本題。今年最初の新作は、Miniartのコンクリートミキサーセット(no.35593)。気になってました。
年始の挨拶のネタにと作り始めてみたものの、気合の入ったディテールと部品分割で思いの外、時間がかかりました。もはやジオラマアクセサリーという枠を超えて、ちょっとした軽車両を作るぐらいのボリューム。ドラムの内部の攪拌装置もちゃんとパーツ化されてました。こんな製品を本気出して開発してしまうMiniArtは大好きです。

キットはストーレート組み。ドラムの部品はアームに接着式だったけど、真鍮線で軸打ちして回転するようにしてあります。ぐるぐるとドラムを回して..こびりついたコンクリートの飛沫などを塗装で再現したら楽しそうですが、果たしてそんなシーンを再現して楽しいのかと言われると我にかえります。

検索の仕方が悪いのか、当時の写真を探してもなかなかでてこないんですよね。トート機関が大西洋岸にトーチカ作ってる現場などにありそうなものだけど。もっともトーチカで必要なコンクリートの量だとこんな小さなミキサーでは間に合わず、現場組み立てのミニプラントの規模かも。

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今年の目標。完成作品の数を増やす。
まあ気合をいれたところで自分の制作スピードが上がるとも思えないので、少し作戦を立てるとすると、制作途中でほったらかしの仕掛かり品を順次完成させていくのがよさそう。新作と並行して未完成ヤードの整理も進めて行こうと思います。
とりあえず今期の完成を目指すもののリストアップ。

1. コードロン・シムーン (1:72 飛行機キット)新規制作品
2. GAZ-M1(1:35 ソフトスキン)新規制作品
3. PANZERNEST (1:35 移動トーチカ レジンキット)新規制作品 ジオラマ制作
4. FIAT 508 バンタイプ(1:35 ソフトスキン)仕掛かり品(ほぼ工作完了)
5. KV-1 1942年型 1:35 戦車)仕掛かり品(工作途上)

最低でもこのくらいは完成させられないと、もう新しいキットは買ったらいかんのよね、本当は。
家は物置じゃないし。

そろそろ4次元ポケットが欲しいな。

# by hn-nh3 | 2019-01-05 17:08 | 日々 | Comments(4)

COLLECTION 2018

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年末恒例、KIT COLLECTION 2018。
今年はそんなに買ってないと思ってたけど、こうして見るとそれなりのボリュームに..

この中で完成したのは?  いや、それは聞かないのがモデラーとしてのマナーです。(^^!)

2018年の模型購入品確定申告として、今期の収蔵品リストを作りました。この他にも買ったことすら忘れてしまってるものもあるかもしれませんが、報告書記載義務違反とか言わないでくださいね。

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(リストはクリックで拡大)

やっぱりいろいろ買いました、今期は7万8千円なり。昨年(COLLECTION 2017) よりはだいぶ抑えたので金額ベースで前年比30%減。 秋葉原のイエローサブマリンで買ったバラ売りパーツ(Ex.パンター転輪)やジオラマ素材、塗料の補充など消耗品は省いてあります。資料本は「経費」 に回して別会計...

戦車は少ないけど、エッチングやレジンタイヤなど周辺パーツが塵も積もればなんとやら。レジンフィギュアが多いのは、M.S.Modelsの20%OFFセールで吊られて買い込んだもの。送料節約でついついまとめ買い。。。。
リストを作って見たところ、MiniArtのキットが多く、Dragonのはひとつもないことに気がつきました。コレクションは個人的な趣味嗜好で偏りがあるとはいえ、これも時代の流れ、ですね。

今年完成したのは、T-60軽戦車とロレーヌシュレッパー15cm自走砲の僅かに2台。いずれもSUMICON参加作品。
SUMICONは惜しくも今年で終了、住友たかひろさんのサイトも休止してしまいましたね。他の掲示板にはないライブ感はがあっただけに残念です。新しい展開に期待しつつ、まずは住友さんお疲れ様でした、ありがとうございます。そして、今年お会いした、ここを見ていただいた皆様にも。

来年もよろしくお願いします。 2018年12月31日。

# by hn-nh3 | 2018-12-31 09:35 | 模型 | Comments(2)
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頂き物の飛行機。エレール1:72 コードロン シムーン。
東京AFVの会にてお会いしたかば◎さんから頂いたキット。コレ、ちょっと欲しかったんだよね。
かば◎さん、ありがとうございます。

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2つ持ってるとのことで、ひとつ譲ってもらいました。日に焼けたボックスに入っているのは1/72スケールの飛行機。日頃、1/35スケールの戦車を作ってる目からすると、このパーツ数の少なさは新鮮。

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コードロン シムーンがどんな飛行機かというのは、組立説明書にフランス語で書いてありますので、載せておきますね。

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あ。やっぱり、簡単に解説します。「コードロンシムーン (Caudron Simoun) は、1930年代のフランスの4座ツーリング機である。 本機は「エール・ブルー」(Air Bleu)により郵便機として使用されて長距離飛行記録を樹立し、第二次大戦中はフランス空軍により連絡機として使用された」;by Wiki
と、このジャンルには詳しくないので、自分では語れることはほとんどないのですが、サンテグジュペリ(サンテックス)が乗っていた飛行機として知られています。1935年、パリからサイゴンまでのエアレースに参加、途中サハラ砂漠に激落。その時の経験が「人間の土地」という小説に、そして有名な「星の王子様」に繋がっていきます。

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サンテックス搭乗機(写真はネットから)

前にブログでサンテグジュペリの「夜間飛行」の本を1/35のミニチュアで作る、という記事を書いたことから話が広がって、このコードロン シムーンのキットが我が家にもやってきた、というのが事の次第。

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1:72 スケールだけあって、パーツ割りはシンプル。貼り合わせ式の胴体と翼。車輪と計器パネルや操縦桿、シートなどのコクピット内部パーツ。風防はクリアパーツ。デカールは経年変化で黄変気味。なんとなくあっという間に完成しそうな予感。まあどんなキットでも最初はそう思うんだけどね。。

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機体の仮組み。古いキットなのでパーツの嵌合が気になりましたが、思ったよりは悪くなさそう。ボディ側面のラインのモールドは機体の補強リブかしら。きれいなシルエット。

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翼も試しに組んでみます。茶色のマスキングレープで仮止め。半木製機とのことで、パネルラインはほとんど無し。一部、凸モールドでラインが表現されてますね。これは筋彫りして凹モールドにするのがいいのか悩むところ。翼と胴体の継ぎ目が目立ちそうなのは、埋めたほうがいいのかそのまま残したほうがいいのか。

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宙返りだってできます。貼り合わせのボディはさすがに最新キットのようにパチピタとはいかず、貼り合わせるには注意が必要。右の翼の先端についてる棒状の突起は速度を測るピトー管? 模型の作例をみるとついていたりついていなかったり。サンテックスの搭乗機はどうかというと、このページ(29 December 1935: Wind, Sand and Stars)の写真をみると、ついているようにもないようにも..

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そして白い紙の上に激落。サンテックスは操縦の腕前は微妙、だったという話も。エンジンカウルの曲線は実機と比べて、少し線が硬いような気もする。全体のフォルムのライン取りは要点検。

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デカールは、経年変化で透明部分が黄変してしまっていて、そのままでは使えなそう。もっともサンテックスが砂漠に不時着した時に乗っていた機体は赤白のツートン。マーキングは白なので、このデカールは残念ながら使えない。

ざっと見たところはこんな感じ。正月休みの間に調整が必要そうな箇所をピックアップして、明けたら一気に組んでしまいたいところ。1/72の小さい模型だし塗装までたどり着きたいから、工作はお約束の排気管周りのディテールアップぐらいに止めて、気楽に作りたい。

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休み中の課題図書。サンテグジュペリの「人間の土地」も書いました。これは読んでなかったので、いい機会だからたまには読書。と、文庫本の表紙のカバーを見たら、どこかで見たようなタッチのイラスト。
宮崎駿、ですね。少し角ばったエンジンカウルの複葉機は、サンテックスが郵便輸送パイロット時代に乗ってたブレゲー14かな。

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「人間の土地」の上を飛行するとこんな感じ

# by hn-nh3 | 2018-12-29 22:15 | ヒコーキ | Comments(14)

グリル装着

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ロシアから届いたGAZ-M1用のエッチングのグリルを装着してみました。こういう面倒くさい作業はモチベーションが高いうちにやってしまわないと永遠に積んだままになるから、ウォーミングアップを兼ねて作業実行。

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ズベズダのGAZ-M1のフロントグリルは筋彫り状のモールドで表現されてます。繊細ではあるけど透けていないのが惜しいところ。塗装で墨入れすればそれらしくも見せられるけど、やっぱり正面で目立つところだし、ボンネット側面のルーバーはきれいに抜けているので、やっぱり表現はそろえたいなと。

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フレームを残してくり抜きます。カッターナイフで慎重に切り抜いて、インジェクションの厚みがでてしまっているフレームを裏側から薄く削っていきます。本当はもっと薄く削りたいところだけど、物理的な強度とのバーターになってくるので、このぐらいで妥協。

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エッチングのグリルを裏から嵌めて、瞬間接着剤で固定。うまく刳り抜けるか心配だったけど、想像してたよりは簡単にできました。エッジが曲線だからラインがぶれても気がつきにくい、ということもあるかもしれない。

エッチングパーツにはラジエーターのグリルも入ってます。フロントグリルの隙間からラジエーターがどのくらい透けて見えるのかをテスト。サフェーサーを無造作に吹いたらグリルが目詰まりしてしまいそうな細さで、それが次なる心配の種。

# by hn-nh3 | 2018-12-27 20:25 | GAZ | Comments(14)

12月の下北沢

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12月23日、下北沢の北沢タウンホールにて。東京AFVの会に初めて参加。
日頃、模型を完成させることがほとんどなかったりで、そもそもコンテストに出品する作品もないし、それ以上に年末のこの時期、クリスマス前後の休日というのが鬼門でこれまで参加したことなかったけど。

いやはや、会場にずらっと並ぶ作品群には圧倒されましたね。このブログではなさそうなパンター戦車系の作品のを冒頭のビジュアルで使わせてもらいました。SUMICONなどでもご一緒させていただいたTarotG_3さん、VKさんの作品ですね。

ザイベルト社改装ベルゲパンターDに3.7cm対空砲を搭載した簡易改造車両は、このブログでも何度か扱ってるプラハ蜂起で使用されている写真が残っていて、あまり興味のないパンターでもこれだけは作ってみたいと思ってる車両で、TakomからベルゲパンターDのキットが出た時買おうか迷ったのですが... VKさんの見事な作品で拝めるとは眼福。

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いつもブログでお世話になっているhiranumaさんの超絶微細工作作品も直に拝んできましたよ。BA-20や1号戦車、そしてこのミゼットも実見。AFVかよ?というのはおいといて、伸ばしランナーで出来たサイドミラーなどプラ加工を極めたモデリングは見事でしたね。エッチングなどの金属素材ではコントロールが難しい微妙なスケール感など、学ぶところが多い。

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いわずと知れたかば◎さん製作のホルト75重砲牽引車。最新キットなのに大幅なディテールアップが必要というRodenの難物キットは、SUMICONで製作過程が披露されてましたが、完成品に添えて、製作中のドキュメントも添えての展示。

コンテストというと、完成品が全てで押し出しの強さがものをいうことが多く、こういうマイナーな車両の抑えた塗装表現の作品は分の悪い勝負を強いられることになるけど、製作のプロセスも見せてしまうというアイディアはよかったですね。
課題部門「ハーフトラック」にて見事一位獲得。おめでとうございます。

私はロレーヌシュレッパー15cm自走砲とGrille改造3cmFLAKを持ち込んでの参加。結果は..見事に外しましたが(笑)
コンテスト入賞の作品群の熱量を見てると、それは自分に足りないものだと改めて思う。わかっていたことだけど。
求めていることではない、というのは簡単だけど、コンテストに作品を出す以上は必要とされること。

昼食には、青木伸也氏、かば◎さん、ケン太さん、hiranumaさんとインドカレー屋さんにご一緒させていただきました。てっきりT-34談義で話が盛り上がるのかと思いきや、高知県の山中深くに生息する(と言われている)マダガスカルレーザーオオトカゲ??の話になったりで、話題は超脱線。もちろんT-34の話もありましたよ。リアパネルのエンジン交換用品ヒンジが生産工場によって仕様が違うのは、むしろ生産工場を明示するためだったのでは、という青木氏の仮説も興味深い話。

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午後のレクチャーのゲストは高田裕久氏。トライスターやドラゴンでの模型開発に関する話。オフレコでとの断りつきでのエピソードも面白かったけど、ドラゴンがスマートキットのシリーズで傑作を連発していたあの頃の製品開発環境は、もう二度と戻ってはこないのだとわかってしまうのは少し寂しい。
黄金期もあれば必ず衰退期があるのは企業の構造上の必然。今とても元気なMiniArtやTakomもいずれそんな時がくるのだろうか。ふとそんなことを考えてしまった。

時間はあっという間にすぎて、10時より始まったAFVの会も15時半に終了。SUMICONでおなじみのサンダースさんともお会いすることができたけど、懇親会的におしゃべりしてられる時間は以外と短く、顔を知らなかったりでお話することが叶わなかった方も。


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その後は下北沢の模型店 SUNNY に皆でぞろぞろと。驚異的な品揃えの店でいつも利用させてもらってますが、昨今のプラモ業界のバリエーションキットの新製品ラッシュで店内はうずたかく積まれた模型の箱でグランドキャニオン状態。訪れるたびに通路が狭くなってます。

この日は会に持ち込んだ作品も抱えてたことあり、かさばるものは控えてデカールだけ購入。STARDECALSからリリースされているロシア自由軍(ROA/POA)のマーキング。といってもT-34の溶接砲塔型もヘッツアー最後期型もBA-10のキットも持ってないから当面は使うことはない気もするのだけど。かば◎さんはポルスキフィアットのハーフトラック(C4P)というこれまた斜め上のアイテムを買ってましたよ。

年季が入った飛行機のキットは、会場でかば◎さんからいただいた(押し付けられた)もの。
ブログ記事でも書いたサンテグジュペリも乗っていたコードロン・シムーン。彼が砂漠に不時着したときの機種で、これは作ってみたいと思ってたところに何とも嬉しいクリスマスプレゼント。

# by hn-nh3 | 2018-12-24 10:01 | 日々 | Comments(13)

ロシアからの手紙

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ロシアからの郵便物。宛先はたどたどしいアルファベットの手書きで、郵便番号も名前も間違っていたよ。それでもちゃんと届くんだね。遠くロシアからはるばるやってきたよ。

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頼んでおいたのはズベズダのGAZ-M1用エッチングパーツ。Микродизайн:MD035207
ロシア語のサイトで買い物するのは初めてだったからドキドキしました。最近のWebブラウザは翻訳エンジン積んで、自動的に翻訳してくれるからロシア語が読めなくてもなんとかなるけど、この空欄には何を入力すればいいのかな? とか、英語と違って翻訳が正しいかどうか確かめようがないのはやっぱり不安。おまけにPayPal使えなくてクレジットカード番号入力して...

なんとか手続き終えたら、程なく「まいどおおきに!発送するし待っとてね!」とちゃんと英語メールきたのでなんとかなったのかと一安心。前にCanforaで本を頼んだ時は何のメールもなく、ある日突然本が届く、というスウェーデン人のクールな対応ぶりには焦ったけど、それに比べたらロシア人は親切。
あとは出荷の連絡くるのを待ちます。

「メーカーに在庫がなかったりすると再生産待ちで半年かかることもあるかも」と、セータ☆さんからロシア方面での買い物の心得を聞いて覚悟を決めようとしていたところに、「送ったよ!荷物番号はRA********RUだよ!」と出荷の連絡がきて一安心。

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ロシアポストで荷物の追跡ができます。今どこかなーと、GoogleMapに地名を入力すると。

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空港の近くまで来てますね。12月6日に発送。12月7日に空港。おお早いじゃんこれならあっという間に着くね、と思いきや、そこで動きが止まって荷物が出国したのは12月10日。通関手続きにそんなに時間がかかるの?と思うもよく考えたら土日はお休み、ということだね。

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日本に着いたのは12月13日。西から東に飛行機が飛ぶのは、地球の自転の影響と時差の関係で都合1日余分にかかる。
通関手続きは川崎東郵便局。海外からの荷物はだいたいココ通るみたいですね。通関手続き自体は半日ぐらいと書いてあったけど、なんだかんだ通過したのは15日の午前3時。

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そして無事に我が家に到着。日本郵便の追跡サービスでみると流れはこんな感じ。12月6日に出荷されて12月16日に到着。10日間でロシアから届きました。我が家の近くで郵便局をあちこち動いたのはどうもロシア人が転記した郵便番号が間違ってたから。おかしいな.. ちゃんと入力したのに。名前だって間違ってたよ。HとNを書き違えてました、あっちはキリル文字だからね。

しかし、こっちの郵便屋さんは土日も働いてるんですね。別に急いでる荷物じゃないから日曜日に配達してくれなくてもいいのに。

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荷物の「検品」。目的はコレ!ですよ。フロントグリルのメッシュ。エッチングはとても繊細。
ズベズダのGAZ-M1のキットは最近のズベズダらしくモールドもシャープだけど、フロントグリルはさすがにインジェクションの限界なのか抜けてはいません。実車を見ると、意外と透けていてラジエーターが見えたりするから、やっぱりここは何とかしたいねと意を決してロシアからエッチングパーツを取り寄せた次第。

250ルーブル。日本円にすると約420円。グリルのメッシュの他にエンブレム、ウィンドウのリム、ナンバープレート。インパネのスピードメーターの印刷もついてこの値段は良心的。送料のほうが高かった(500ルーブル)のは内緒です。

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これで欲しいパーツが揃いました。あとは作るだけですね。実は、ここが一番時間がかかるところ....
郵便屋さんが急いで届けてくれたのに。

# by hn-nh3 | 2018-12-20 05:04 | 模型 | Comments(6)
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ウェザエリングについてのメモ。
話をする前に... アイドラーホイールの位置を直しました。ロレーヌシュレッパーの履帯テンションはアイドラーホイールのクランクした軸を回転させて調整する仕組み。SUMICONの締め切りでバタバタと写真を撮った時は、軸の回転角度が低い位置になっていました。間違いではないけど記録写真で見かけるベストポジションではなかったので、今回再撮影するにあたり位置も修正。

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これが前の状態。ウェザリングもこれから少し修正しました。泥はねはウェザリングペーストを筆にまぶして爪楊枝で弾いて飛ばしたのですが、車輪のゴム周りなど泥の飛沫がただ飛び散っただけなのが少し不自然だったので、回転して少し擦れた感じに修正したつもり(あんまり変わってないけど..)。車体上部も跳ねすぎた泥を拭ったりして少し落ち着かせました(上の写真)

車体上部が迷彩塗装されてからあまり時間が経ってない状態を表現するために、フェーディングなど退色表現は行わず、砂埃が雨で流れたり泥が跳ねたりの「短期汚れ」だけのウェザリングとしました。
まず、車体上部にバフを軽く吹きかけて、溶剤で拭って雨で流れ落ちたような感じに。ウェザリングペーストは「マッドホワイト」と「マットブラウン」の混合。前日の雨でぬかるんだ道を走って、まだ泥が完全に乾ききってない状態のイメージ。
、記録写真でも見られるように、転輪のハブキャップ周りはグリースが滲んだ感じに。これはAKインタラクティブの「エンジンオイル」と油絵の具で表現。

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泥の色はノルマンディ地方の写真を見て... と言いたいところですが、その時は締め切り間際のバタバタでそれどころではなかったので、改めて観察。この車両が所属する第21戦車師団が展開していたカーン南郊をGoogleのストリートビューで走ってみました。ノルマンディの6月はこの写真のような景色。麦はまだ青いですね。これが8月にもなると麦は色づいて収穫の時期。

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8月のファーレーズ付近。この車両が包囲された時も風景はこんな色だったのか。いずれもストリートビューの画面キャプチャ。GoogleMapをあちこち走って見てみると、ノルマンディの土の色はロシアの土のような灰色ではなく、少し赤みがあるようです。

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運転席周り。ハッチ裏側はダークイエローにスプレー迷彩として外側のハードエッジの迷彩との違いを表現。内側なのでレインマークは控えて、迷彩のグリーンが引っ搔き傷で部分的に剥がれた程度に。ハッチの車内側には消火器がついていて、これが何色かという問題があるのですが、鹵獲改修車両であることから、改修の時にダークイエローで塗られてハッチと一緒に迷彩がかけられた表現としました。消火器がホルダーの金具から少しずれて、迷彩の下地のダークイエローがホルダー周りに見えてるのがわかるでしょうか。といってもマスキングが微妙にずれて幅が同じにならなかったのが...

トランスミッションは、フランス車両によく見られるグリーンではなく車内色の白で塗りつぶし。これも改修時に白一色で塗りつぶされた、という解釈です。アフリカ戦で英軍に捕獲された車両がそうなってました。
模型制作の都合で塗り分けがめんどくさかったからではないよ、という証拠として、部分的に白が剥げてオリジナルのグリーンがところどころに露出しているように見せてます。

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戦闘室内は、塗装されてから少し時間が経ってるダークイエローの質感を表現。AKインタラクティグのアースエフェクトを塗って拭き取ってます。バフ色の泥みたいな感じで、雨汚れにも退色表現にも使えるので便利です。
戦闘室の床は、昨日の雨がまだ乾ききってないような感じで部分的に濡れ色にしたのですが.. 写真に写ってないですね。(^^;)

墨入れは控えめに、チッピング、錆は最小限にして、この車両の「性格」を表現してます。軽装甲の戦闘未経験の車両ですから、百戦錬磨のマッチョなウェザリングは似合わないですし。

無線機は筐体をライトグレー。配線のコードやコネクターはセミグロスブラックで塗装。操作パネルのグレーはもう少し明るくしたほうがメリハリついたかも。

照準補正用の数値の書いてある「射標」の設置場所ははっきりしてません。ノルマンディで捕獲された車両の俯瞰写真では照準器の前方に設置してあるように見えるのでそれに倣ってますが、この車両に関しては(Panzerwrecks 8に掲載されている写真では)砲身上部のシールド内側についていた可能性もあり。

次はいよいよ完成報告。(って、とっくに完成してますが)

# by hn-nh3 | 2018-12-16 19:31 | ロレーヌシュレッパー系 | Comments(2)

雨のノルマンディ

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ノルマンディに展開した第654重駆逐戦車大隊。ヤークトパンターの搭乗員が傘を差す有名な写真。

本当はロレーヌシュレッッパー自走砲の乗員が雨の中で傘を差しているシーンを作りたかった。塩ビ板をヒートプレスしたら開いた傘ができるかな、とあれこれと構想は練っていたものの結局、時間がなくなってしまい断念。ジオラマのタイトルは「雨のノルマンディ」と決めてたのに。

戦場で傘を差している写真は意外なほど少ない。確かに傘なんか差してたら片手がふさがってしまって武器の操作に支障をきたすから、雨を凌ぐにはレインコートを着るのが正解なんでしょう。

ヨーロッパで傘を差すのは英国人だけ、という話もあるくらいヨーロッパは傘を差す習慣がないみたい。
調べてみると、傘はあちらでは雨傘ではなく日傘として発展して、それをイギリス人が雨の日にも使うようになった..という歴史があったり、フランスの子供は危険防止のため傘を持たされないこともあり、傘を差す習慣が身につかない、という記事もあった。コートで間に合う雨では傘は使わないのがあちらの流儀なのか。そういえばヘルシンキに行った時、季節は秋で何度か雨にh降られたけど、みんなレインパーカー着て傘もささずに歩いてたのを思い出します。

そんなこともあってか、模型に傘を使いたいと思って探してみたものの、傘が付属するキットの少ないこと。MiniArtのフィギュアやジオラマアクセサリーでは帽子やステッキ、カバンの類はいろいろなキットにアクセサリーとしてパーツ化されているけど傘となると....
ブロンコから「民間用スーツケースと傘のセット」というそのものズバリのキットも出てますが、閉じた状態の傘はちょっと造形が硬いんですよね。他にもいいのがないか探していたら、MasterBoxの「ヨーロッパ 女性用自転車+婦人」セット(MB35166)に女性用の傘が入っているのを発見。

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早速、調達しました。畳んだ傘の襞の柔らかい雰囲気があって、ディテールは悪くないです。傘の先の部分が金型の抜きの関係でモールドが甘くなっているのを少し削り込んで調整すればそれで十分。このくらいエポキシパテこねて作れるでしょとか、製品使うなら露先の突起を伸ばしランナー植えて再現しなよ、とか模型の神様がささやく声が聞こえてきますが、それはまた今度ね。

夏の初めに雨のシーンを再現しようと思い始めた頃、ノルマンディ地方に実際、雨は降ったのか?と気になって、1944年6月6日のD-Dayの前後の天候を調べてみました。


ありましたよ、天気図が。低気圧の前線が6月4日から5日にかけてノルマンディ地方を通過しています。それで海は大荒れ、当初は6月5日を予定していた上陸作戦も延期。ドイツ軍も油断していたようです。上陸作戦は6月6日の早朝に始まります。

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ジオラマ製作は断念したものの、車両のウェザリングとあわせてちょっとした演出をしてみます。連合軍のノルマンディ上陸の前日、6月5日の様子を小道具で追加製作。写真の右2つはトラベリングクランプの操作桿(破損紛失してしまった部品の再生)、車内にセットされている射標(射角補正表)はプラ板でベースを作った上にPassionModelsの自走砲デカールセットを使用。
そして写真左の小物。雨の日に借りた傘、塗装は油彩で。そして前回の記事で紹介した読みかけの小説、サンテジュグペリの「夜間飛行」

乗員はドイツ兵なのに何故、フランス語で書かれた本を読んでいたのだろう。
雨を心配して傘を持って来てくれた地元の女性との出会いが「彼」にフランス語の本を読ませたとも考えられるし。「彼」はアルザス地方の出身でドイツ軍に招集されたドイツ系フランス人だったから。という想像もできる。全てフィクションではあるけど。

7月31日にサンテジュグペリが飛行中に行方不明になることは、本を読んでいたその時には想像もしなかっただろうし、8月12日に彼のいる部隊もファーレーズで包囲されてしまって、そのニュースを聞くこともなかったのかもしれない。...それも想像の領域。

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# by hn-nh3 | 2018-12-10 21:22 | 資料 | Comments(9)